自担を飼いたい話
私の好きなTV番組の1つに、NHKのねほりんぱほりんがあります。
先日のスペシャルの録画をようやく見たのですが、テーマが『ヒモと暮らす女』でした。
見終えた私が思ったこと。
裕翔くんをヒモにしたい
今までは裕翔くんのかっこよさ、可愛さ、天真爛漫さに悶えることはあってもリア恋枠ではないというか、(そもそも既婚だろ、私)自分とは別次元の存在でした。
ただ、裕翔くんの夢を見てから自担の妄想が幸せであることに味をしめた私。
ここにきて妄想大爆発。
以下私の妄想です。長くて細かいですので要注意。
(裕翔くんは真面目だからヒモになんてならないとか、裕翔くんのお母様が許すはずがない等は充分存じております)
設定としては裕翔くん24歳、私32歳くらい。 私の現年齢にすると一回り以上年上になってしまうので8歳差くらいにしておこう。
裕翔くんはカメラマン志望。でも、なかなか芽が出ず仕事はカメラマンとしての仕事はほぼ無い。時々、現場でモデルとして働いて(本人としては不本意)僅かながらの収入を得ている。
出会いはどういうのが良いかなぁ。
家の前に倒れてる裕翔くんを拾うのもベタでいいけど、『この人ならチョロそうだから養ってくれそう』と裕翔くんに冷静に値踏みされたい。
同僚の結婚式の帰りに一人で寂しく飲んでほろ酔いになっているところに、
『お姉さん、僕を養って』と言われたい。
後日何で私に声をかけたのかソワソワして聞いたら
『ドレスアップして引出物の紙袋持ってどう考えても結婚式帰りの女が一人で飲んでたからさ。友達も彼氏もいない寂しそうな人だから俺のこと養ってくれそうだなぁと思って。』
とバッサリ斬られてうちひしがれたい。
実際一緒に住まわせてみたら何でもすると言っていたくせに家事はやったことがないことが判明。だって、実家ではお母様が完璧にこなしていたし、前の飼い主さんや彼女は裕翔くんに色々尽くしていたから。基本お坊ちゃん育ち。
フライパン焦がしたり洗濯機から泡止まんなくなったり(現代の洗濯機でそんなことが有り得るのかは不明)ドタバタしている裕翔くんをみて、ため息つきながらも『できない子ほど可愛い』を噛み締めたい。
結局家事は私がやることになって、何が食べたい?って聞いたら『子羊のコンフィ』とか言われて、えっ…てなりたい。
仕事が忙しくて納豆ご飯とかラーメンとかが続くと、『仕事が忙しいからってこの内容はどうかと思う』『炭水化物ばっかりじゃん。野菜とらないと』『肉食べたい、肉‼』とか言われて、『じゃあ、自分で作りなさい』って私が怒って裕翔くんがシュンとするまでが1セット。
でも、あまりに料理の手抜きが続くと『もっと美味しい料理を作ってくれるお姉さんの家に引っ越そうかな…』って冷たい顔で言われて、『私、料理頑張るから‼ちゃんと作るから‼』って懇願してすがるところまでが1セット。
私が疲れているのを察知して、たまに私が仕事中に掃除したり洗濯物畳んでくれたりする裕翔くん。誉めてほしいけど自分からはアピールできなくて、私が気付いて『裕翔くんえらい~』『ありがとう、助かる~』と誉めると見えない尻尾をぶんぶん。あー、考えただけでにやける。
でも、洗濯物畳んだときに服とか下着とかも見られて『このトップスにどうしてこのパンツを合わせようと思ったのかわからない』『めんどくさがってブラトップで済ませるとか女の子としてあり得ないから。無い胸が垂れるよ』とかマジレスされたい。
一緒にドライブとか旅行とか連れていってもカメラに夢中で私なんてそっちのけな裕翔くん。でも、裕翔くんが楽しそうに写真を撮っている姿が可愛くてずーっと見ていられます。
『新しいレンズが欲しいんだよなぁ。あれがあればもっといい写真が撮れるのに』って言われて値段を聞くと『25万』と笑顔で答える裕翔くん。『でも、やっぱり高いし無理だよなぁ』って急に塩らしくなるから頑張ってお金を渡す私。『これでいい写真とって○○ちゃんに恩返しするからね。待っててね。』とか言われて健気に裕翔くんの夢を応援。ただし、裕翔くんがそのお金で実際にレンズを購入したのかは不明。
裕翔くんとの生活も長くなって先行きが見えないことに私が不安になって裕翔くんに当たってしまう。
『フラフラしてないで、いい加減自分で稼いで自立しなよ。私のこと当てにしすぎだよ。』って怒ると、『…○○ちゃんと俺の関係からお金を取ったら何が残るの?』って静かに冷たく言い放って出ていってしまう裕翔くん。それから裕翔くんは私の所には戻ってこなかった…
裕翔くんをヒモにする妄想はバッドエンドしか見えてこないけれどとっても幸せです。
ご清聴ありがとうございました。